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銀座米料亭:皐月の米ざんまいコースのご紹介
銀座米料亭、皐月の米ざんまいコース料理長厳選・祇園・八坂 それぞれから数品ご紹介させていただきます。
【粥:料理長厳選・祇園・八坂】
今月は今が旬の“うすい豆を使った深緑のお粥”をご用意致しました。
お粥の中にはヒエなどの雑穀が入っており、
実はこういった雑穀がお米文化の始まりでございまして、
それに掛けてコースの始まりとさせていただいております。
【米菜:料理長厳選・祇園】
左手のココットにありますのが"旬の二色のアスパラとウニのクリーム仕立て"です。
右手の黒い器は米ぬか仕込みのへしこといいまして、サバを塩漬けにして
糠漬けにしたものを使ったソースをご準備しております。
季節のお野菜はへしこソースにつけてお召し上がり下さい。
【鮨:料理長厳選・祇園・八坂】
今月は京都三大祭りの「葵祭」(5月15日)をテーマにお作りしております。
5月の京都は葵祭で賑わいます。この日は鯖鮨と粽を食べる風習があることから、
鯖の棒鮨、鯛と赤紫蘇の粽を置いてございます。
また、蛤の握りと小鉢には穴ザクをご用意しております。
お口直しには新生姜のガリを添えております。どうぞお楽しみ下さい。
【米八寸:料理長厳選・祇園・八坂】
今月のテーマは「端午の節句」です。
それにちなんで、蓬と菖蒲を添えてございます。
菖蒲は剣(つるぎ)、蓬は薬、男の子には剣の様に強く、
薬の様に優しく育ってほしいという願いを込めて置いてございます。
兜の器の中は当店の餅米を使いまして山菜と浅利の飯蒸しをご用意しております。
白い器は椀物でございまして、新生姜とJ麺の小吸い物です。
(J麺とは日本の食料自給率を上げようと「フードアクションニッポン」が作っている麺です。)
その隣の赤色高台は旬を迎えております初鰹を使った漬け丼でございます。
稲穂の白く咲いている部分は、
昔のポン菓子のように食べられますのでどうぞお召あがりください。
【皐月のお供:料理長厳選・祇園】
お造:イサキの薬味巻き、ネギトロ
煮魚:カマスの梅紫蘇焼き
肉料理:牛肉とわらびのすき焼き
あしらい:稚鮎の甘露煮
全てご飯に合うように、味をつけてございます。
色んな味でご飯を楽しんでください。
【贅沢主菜:料理長厳選】
今月の贅沢ご飯の食材は、旬の"大アサリ"と"筍"です。
柔らかさの中にしっかりと歯ごたえを楽しめる筍を
ご飯にしのばせ、その上に炙った肉厚な大アサリを。
筍の食感、アサリの旨味が口いっぱいに広がり、
炊きたてのご飯と共に旬の香りが漂います。
〆にはアサリの出汁を使ったおこげの茶漬けをご用意しております。