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祇園米料亭:葉月の米ざんまいコースのご紹介
祇園米料亭、葉月の米ざんまいコースから数品ご紹介させていただきます。
【粥:祇園・八坂】
8月は夏バテ防止にちなんで「スッポン」を使ったお粥にしてございます。
お粥の中にはヒエなどの雑穀が入っており、
こういった雑穀がお米文化の始まりでございまして、
それに掛けてコースの始まりとさせていただいております。
【鮨:祇園】
今月のテーマは京都貴船の川床です。
夏の間だけ京都貴船では川の上にお席を作り、
川のせせらぎを楽しみながら食事をする川床が行われます。
それをイメージしまして、氷餅という粉で川の流れを表現しております。
川床の上には鱧の棒鮨、鯖の棒鮨、鮎の笹巻き鮨、
焼き茄子のトマトジュレを添えてございます。。
お口直しには、ガリの代わりに梨のコンポートを置いてございます。
【米八寸:祇園】
今月のテーマは、「京都大文字の送り火」です。
椀物の中は「餅米」を使いました飯蒸しで、
「芋蛸南瓜の飯蒸し」にしてございます。
梅肉のソースで「大文字の送り火」を表現しております。
お結び用のお米で作った、8月は夏祭りをイメージした
焼きとうもろこしのお結びをご用意しております。
最後は毛蟹のチャーハンを置いております。
稲穂の白く咲いている部分は、
昔のポン菓子のように食べられますのでどうぞお召あがりください。