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祇園米料亭:長月の米ざんまいコースのご紹介
祇園米料亭、長月の米ざんまいコースから数品ご紹介させていただきます。
【粥:祇園・八坂】
9月は"お月見粥"にしてございます。
卵黄の醤油漬けを満月、牛蒡をすすきに見立てております。
お粥の中にはヒエなどの雑穀が入っており、
こういった雑穀がお米文化の始まりでございまして、
それに掛けてコースの始まりとさせていただいております。
【鮨:祇園】
今月のテーマは五節句の中で一番大事な「重陽の節句」でございます。
昔の人はこの日に菊酒を飲みながら栗菓子を食べて不老長寿を願ったことから、
お口直しにガリの代わりに栗の甘露煮を置いてございます。
"煮穴子""秋刀魚""ますのすけ"のお鮨を置いてございます。
最後に法蓮草とキノコ、菊花のお浸しです。
【米八寸:祇園】
今月のテーマは、"中秋の名月"です。
真ん中は、お団子に見立てて、
料理米の冷めても美味しい「お結び米」で握った今月は
"秋鮭といくらの親子お結び"にしてございます。
右のお供え物は"戻り鰹"でございます。
左のお供え物は"牡丹海老の共焼き"
下には料理米「餅米」を使った飯蒸し。
今日の具材は名残の鱧と走りの松茸の出会いものでご準備しております。
稲穂の白く咲いている部分は、
昔のポン菓子のように食べられますのでどうぞお召あがりください。